カテゴリー別アーカイブ: 2016-第009回芸術祭

超初心者向け:ワールズ・ミート・バー入門

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wakaba居酒屋には行き慣れているけどバーは初めてという、特に若年層や大学生に向けて、お酒に関する簡単なアドバイスをまとめました。

お酒に詳しくなるメリットは、単に世界が広がるということのほか、海外出張や留学時の楽しさが倍になります。カナダのホームステイ先でラム酒を勧められる。オーストラリアの訪問先でワイナリーの話を聞かされる。こうした確率はかなり高いです。

何事にもはじまりがあります。ワールズ・ミート・バーその他のイベントをきっかけに、バーに足を運んで、オフの楽しみを増やしてみましょう。

  1. 注文は定番でよい
  2. ロングカクテル・ショートカクテル
  3. ウィスキーには水
  4. ベースを知ればなおよい
  5. ノンアルコールは色がポイント

注文は定番でよい

居酒屋でモスコミュールやジントニックを注文した経験があれば、最初の一杯はそれで十分です。知ってるカクテルを注文してから、メニューを読んでも遅くありません。ワールズ・ミート・バーはカクテルのほかビールを用意しています。ビールを注文したからといって、変に思う人は誰もいません。

ロングカクテル・ショートカクテル

グラスに氷とともに出てくるのがロングカクテル。アルコール度数は比較的低め。会話を楽しみながら長く飲む。一方、長い足のカクテルグラスに酒がちょっと入って出てくるのがショートカクテル。アルコール度数は高め。新鮮なうちに飲みきる。最初はこんな風に覚えておけば、大きく注文を間違えたりしません。ワールズ・ミート・バーのメニューに関しては、ショート系に印がついてます。そんなに慌てなくても大丈夫。

ウィスキーには水

せっかくの機会なのでウィスキーも試してみましょう。ポイントは、ストレートやロックなどの飲み方に関わらず、水をもらっておくことです。バーによっては水のことを「チェイサー」と呼んだりしますが、ワールズ・ミート・(そして多くの)バーでは「水ください」と言っても誰も笑ったりしません。ウィスキーのあとに水を含むと、また違う香りが楽しめたりします。酔いの回りも違うので、ウィスキーのそばにはかならず水です。
なお、バーボンはアメリカ(ケンタッキー)産、アイリッシュはアイルランド産、スコッチはスコットランド産だな、と覚えておけばよいです。

ベースを知ればなおよい

基本的にカクテルは「ベースの酒に何かを混ぜて作る」アルコール飲料です。といういことは、ウィスキーやワインのほか、ラム酒、ジン、ウオッカ(ウオトカとも)、テキーラの味をあらかじめ知っておけば、大体の味は想像できる、という理屈になります。いずれもスーパーで売ってますから、買って飲んでおくという立派な勉強の仕方があります。まぁそこまでしなくても、ワールズ・ミート・バーで「同じベース」「違うベース」を選んで飲めば、おのずと満足するチョイスになる、ということになります。とても簡単です。
ちなみに、リキュール・ベースに関しては、ディタ、マリブ、カルーア、アマレットなど、それこそ数かぎりなく種類がありますので、これは注文してみて、好き・嫌いを決めた方がいいでしょう。

ノンアルコールは色がポイント

未成年の勤労者・大学生は、残念ながらアルコールを飲むことができません(法律で禁止されています)。加えて、20歳になったとしても体質的にアルコールを受け付けない人がいます。ほかにも「飲めないが、みんなとバーで楽しみたい」という人は多いでしょう。そんなときは「飲み物の色をあわせる」 のがコツです。例えば、ワールズ・ミート・バーのメニューには「モヒートジュース」「クランベリー・ジュース」があります。このあたりだと、他のアルコール飲料とまるで区別がつかないので、無用のツッコミを受けずに会話にワイワイ集中することができます。

こんな感じで、気後れすることなくお酒を楽しんでもらえると嬉しいです。
国内でも日本酒、焼酎など地域によって好まれるお酒が異なるのと同様、その国や地域の文化を象徴するものがお酒だったりします。ですので、お酒について知っておくことは、案外、地域交流や国際理解の近道だったりします。

さらに興味のある方は、上田和男『カクテル手帳』(東京書籍)、花崎一夫ほか『新バーテンダーズマニュアル』(柴田書店)などを読むと、より世界が広がるでしょう。ワーズル・ミート・バーをきっかけに、素敵な出会いがありますように!

「スタッフミーティング」を開催しました!

初夏を感じる暑さから一転、函館は寒い日が続いていますが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
芸術祭事務局の横山です。

あれよあれよと時間がかなり経過してしまいましたが、先日行われた今年第1回目となるスタッフミーティングの様子をお伝えします!お待たせ致しました!
第009回芸術祭、今年も沢山のボランティアスタッフの方々にお集まり頂きました!ありがとうございました。
初めてのミーティングということで、今回は自己紹介や芸術際の簡単な概要の説明などをしましたが、皆さんの熱意とやる気のおかげで室内はムンムンと熱気で溢れていました!

初回のスタッフミーティングということで、恒例の「スピードデート」を実施しましたが、皆さんご存知ですか?

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二重の円を作ってお互いに向き合い、1分間で自己紹介をしていくのですが、終わる頃には若干声が枯れるほど盛りあがります!額にもじんわりと汗が出ていましたね。とても和気あいあいと楽しそうな写真が載っていますが、初めて参加した方もスピードデートですぐに打ち解けた様子でした!

芸術祭では国内外から様々なアーティストが函館に集結し、毎年多くの観客の皆さんを魅了します。今年はどこの国からどんなアーティストが来るのか皆さん気になっていませんか?
後日ホームページに掲載予定ですが、スタッフミーティングでは一足早く、来日予定のアーティストについて写真や映像を見ながら紹介をしました。時々「おぉ~!」というどよめきがおこる場面もありましたよ!

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また、芸術祭では様々な分野に別れてボランティアスタッフの皆さんにサポートをして頂くのですが、経験者の話を交えながら業務の紹介をしました。
今年も8月の本番に向けて、本格的に始動し始めた芸術祭ですが、まだまだボランティアスタッフを募集しています‼ 芸術祭の合言葉である「人生を変える経験」がここにはあります!私たちと一緒に函館の夏をもっと熱くしましょう!ご応募お待ちしています!

http://wmdf.org/community.html

次回のスタッフミーティングは6月30日(木)18:30から、まちづくりセンターで行います。皆さんお誘い合わせの上、是非ご参加ください。

そして、重要なお知らせがもう一つあります!6月26日(日)「ワールズ・ミート・バー」を開催します!こちらも是非チェックしてください!ではまた会場でお会いしましょう♪ See you soon!

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芸術祭プレイベント「ワールズ・ミート・バー」2016

P-WMB-2016-CC-v02-01はこだて国際民俗芸術祭の到来を告げるプレイベント「ワールズ・ミート・バー」を開催します。
今回が3回目。世界のカクテルを楽しみながら、出演アーティストの詳細を知ることができます。芸術祭に関するトークあり。スタッフとの交流あり。収益は芸術祭に使われるので、飲めば飲むほど芸術祭の応援になります。夏を待ちきれないあなたのためのイベントです。ぜひ足をお運びください。

第009回芸術祭プレイベント「ワールズ・ミート・バー」
日時:2016年6月26日(日)17:00開店 21:30イベント終了(終了後通常営業)
会場:カクテルバー・コンコルド21(函館市本町1-42・シノン館1階)
内容:芸術祭出演アーティストの発表、世界のカクテルを満喫
料金:ノーチャージ、アルコール1杯500円、ノンアルコール1杯300円(特別メニューにて提供)
主催:一般社団法人ワールズ・ミート・ジャパン
問合:芸術祭事務局 0138-52-3815
備考:事前予約不要(おおよその人数を知るためにFBページおよびPeatixを公開しています)

DSC_9706trコンコルド21のマスター・井守愼人さんは、初回から好意で芸術祭バーの運営に携わっています。井守さんは、実力あるバーテンダーに与えられる称号「ザ・グレンリベットブランド・アンバサダー」の持ち主。数々のカクテルに精通し、海外アーティストによるあらゆる要望に対応してきました。

今回のワールズ・ミート・バーでは、そんな井守さんが腕をふるうカクテルや、世界のビールをお楽しみいただきます。ちなみに、いま売り出し中のスペイン・バスク地方のカクテル『カリモーチョ』。すでに第003回(2010年)の芸術祭で、バスクのアーティスト「アルカルタスナ」にふるまっていたんです! 若い彼らは大喜びで、いつまでも飲み続けていたとか。ワールズ・ミート・バー当日もメニューにあります。ぜひお試しを。

2016-05-24-19.54.29-1trところで、芸術祭はこのたび北海道新聞社から、第3回「道新地域げんき大賞」(2016年度)を受賞しました。ワールズ・ミート・バーでは、一般社団法人ワールズ・ミート・ジャパン代表理事・イアン・フランクによるトークショーを予定しています。芸術祭のアーティストに関すること、歴史に関すること。皆さんからの質問にもお答えします。これからも芸術祭は、市民の皆さんに愛されるフェスティバルでありたいと願っています。

ワールズ・ミート・バーの収益は、芸術祭の運営にあてられます。当日はノーチャージ、アルコールは500円、ノンアルコールは300円というシンプルな料金設定です。気分と財布の許す限り、どうぞお楽しみください。気軽にお立ち寄りいただければ嬉しいです。

ちなみに、会場はオーセンティックバー(フードがほとんど置かれていない伝統的なバー)です。主催者で簡単なつまみ(豆やスナックなど)を用意する予定ですが、その点をあらかじめご承知おきください。当然のことながら、飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。

このイベントは事前予約がなくても、当日ご来店いただけます。

DSC_9819r以前芸術祭では、井守さんとイアンの対談記事をパンフレットに掲載しました。
興味をお持ちの方は、PDFでご覧ください。

 

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