過去を知る窓、未来への扉

世界の民俗芸術団体を迎え入れ、彼らとともに過ごすという体験は、いつまでも忘れられないものです。世界をひろげる、地域とつながる、そして未来へはばたくため、これからも芸術祭は進化を続けます。

2013, 第006回芸術祭
wmdf-006-web3ラトビア、タイ、そしてトルコからはじめての参加がありました。芸術祭の新しい取り組みとして、まず元町公園会場の日程を5日間から6日間へ延長しました。ありがとうパーティーをはじめて函館市青年センターで行いました。ほかにも、メインステージの司会を体験する「キッズスタッフ」や、定点観測カメラの設置、プロジェクションマッピングといった試みも行いました。芸術祭に関するイベントのうち元町公園会場は市民スポンサーパスが必要になりましたが、公会堂前や大門グリーンプラザは引き続きどなたでもお楽しみいただけます。運営の面では、ウェブサイトを改良してより多くの端末から情報をご覧いただけるようにしました。スタッフ同士の作業効率を高めるため、クラウドサービスを活用するといった工夫も凝らしています。最後に、主催団体の名称を「一般社団法人ワールズ・ミート・ジャパン」へ変更しました。これからも、元町公園で「世界」に出会う活動を続けてまいります。
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  • 日程:2013/8/4-10
  • 集客数:30,911
  • 出演者数: 196 (10の国と地域)
  • アーティスト
  • ギャラリー
  • OLT: ザッハトルテ(京都)、くものすカルテット(東京)
2012, 第005回芸術祭
web-hp20125周年を記念する芸術祭はさらに拡大。元町公園では音楽、舞踊のほか視覚芸術(ビジュアル・アート)が新たに登場。体験&キッズゾーンも登場しました。また、公会堂前も新しいパフォーマンスエリア「ユードラエリア」が誕生。こうした内容の充実に伴い、会場内を星の名前にちなんだ5つのエリアに再定義しました。アウトリーチ・イベントでは、大門グリーンプラザや歩行者天国において、函館港まつり協賛「大門ホコ天カフェ」を共催。最終日には、アーティストと市民が心ゆくまで楽しめる、ありがとうパーティーを開催しました。
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2011, 第004回芸術祭
web-hp20112011年3月11日。世界は大きく変わり、函館にも大きな影が落とされました。芸術祭はその困難に打ち克つべくイベントを開催しました。まずはクライストチャーチから、マオリの団体「イマヌエラ」がオープニングライブツアーのために来日。双方が震災の中、音楽と舞踊を通じて友情を深めました。元町公園では「オープンジャパン」というスローガンのもと、ブログやSNSを通じてありのままの国内の様子を配信しました。また、ワールドフードコートが「もぐもぐフェスティバル」として新規に拡大。子ども向けのキッズパスも登場し、誰もがスポンサーとして芸術祭を楽しめるようになりました。
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2010, 第003回芸術祭
web_hp2010元町公園に「セカンドエリア」が出現しました。セカンドエリアには、新しいセカンドステージと、ワールドフードコートがあり、世界の味と音楽という新しい楽しみ方が生まれました。また、新しいコンピレーションCDアルバムが発売されました。そのほか、2010年の活動として、はこだて国際民俗芸術祭組織委員会が、「一般社団法人WMDF」に組織変更されました。また、12人のスタッフが、オーストラリア・アデレードのフェスティバル「ウォーマデレイド」で研修を行いました。
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2009, 第002回芸術祭
web_hp2009第002回芸術祭は、出演団体、スタッフ、そしてお客様の数、すべてにおいて前回を上回る規模に成長しました。この年は函館開港150周年という記念すべき年であり、緑の島では「DREAM BOX150(主催・函館開港150周年記念事業実行委員会)」が行われました。芸術祭も特別事業として「国際フォークダンス・パーティー」などを開催。多くのお客様とともに150年を祝い、また150年先という「ロングナウ」に想いをはせました。
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2008, 初回芸術祭
web_hp20082007年8月。有志による組織委員会が結成され、「はこだて国際民俗芸術祭」開催に向けて活動をはじめました。出演者の来日交渉と招聘作業、元町公園の設営計画、そして運営に必要なスタッフの募集。すべてが初めての経験でしたが、地域の方々とすべての参加者に支えられて、無事に成功を収めました。すべての観客が総立ちとなり、民俗芸術の「世界」が会場に現れました。
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