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グループ紹介:リトアニア

今日はリトアニアのグループを紹介します。リトアニアはソ連からの独立を宣言をした最初の共和国で、今年は独立25周年を迎えます。独立25周年という素晴らしい節目を「『世界』に出会う」芸術祭に集まってお祝いしましょう!

グランディネーレ

GR Kupiskis-905

この伝統舞踊団の歴史は1978年までさかのぼり、1992年に「グランディネーレ」と名付けられました。グランディネーレは「鎖」を意味し、「終わることのない若さ」というこのグループの哲学に例えています。すなわち、小さな踊り子たちがグランディネーレに加わり、その子が伝統舞踊と音楽とともに成長し、やがて次の新しい子どもたちに教えるという様子を表しています。このように、それぞれの世代が先祖のしきたりを受け継ぐとともに、それぞれが独自の伝統を築き上げるのです。グランディネーレはリトアニアの北部地域を代表して、リトアニアの伝統舞踊、歌や遊戯、そして今までにない伝統的な舞台作品を披露します。グランディネーレは世界中の国々で、感動を与えてきた上演実績があります。日本初登場のグランディネーレは、芸術祭でどのような伝統を創り上げるのでしょう。ご期待ください。

www.grandinele.lt

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008グループ紹介:エクアドル

「朋あり遠方より来る」。エクアドルから芸術祭へ再びの参加です。
今回は新メンバーを加えた新しいバンドとして帰ってきます!

ライミス

RAYMIS-905

ライミスは、シサイ(Sisay)から生まれた新しいユニットです。

シサイは来日17年の歴史と経験の中で、エクアドルの民族音楽を基礎に、アンデス、ラテン音楽、現代音楽の要素も取り入れながら、「ワールド・ミュージック」の独自の音楽性を築いてきました。シサイ独自の新しい音楽性を目指していく中で、エクアドルの伝統的な音楽、そして自分達のルーツを大切にしたいという願いもあり、シサイのベテランミュージシャンとエクアドルの代表的な演奏者を加え、新たなコンセプトでライミスを結成することとなりました。

ライミスとは彼らの民族の言語「キチュア語」で、「元気な」または「楽しい」という意味を持っています。南米民族音楽の持つ躍動感と力強さ、そして心に響くような民族楽器の音色で人々の心が元気になるようにとの願いを込めて「ライミス」というグループ名をつけました。

皆様からのご好評のお声を頂き今年で3年目の企画となりますが、先祖から伝わる数多くの民族音楽を、ライミスの活動の中で皆様に伝えていきたいと思います。

http://www.sisay.natives.jp/jp/index.htm

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008グループ紹介:バングラデシュ

今週も、このブログでは海外アーティストの紹介を続けていきます。今回は芸術祭で初めて披露されるバングラデシュのダンスグループです。芸術祭は、そこに参加する誰もが、今までとは違った見方で時間や空間を認識できるようになることを目指しています。バングラデシュの歴史や貴重な文化が、そのような機会になることを願っています。

Kathak Dance Community

BGD-905

「カタック・ダンス・コミュニティー」(KDC)は、 35年以上のカタック舞踊歴を持つヌリチャグル・サーユ・アフメドによって1990年に結成されました。その経歴のうち7年間は、伝統舞踊の大家であるパンディット・ビリュ・マハラズの下で研鑽を積み、カタックダンスの専門講師として活躍していました。KDCはこれまで、世界中で行われている数々の国際フェスティバルに参加してきました。数多くのテレビ番組でも紹介されています。最近では伝統的なカタック舞踊の動きに基づいた「沈黙の春」「雨の美しさ」「月夜の愛」「勝利のリズム」といった実験的な作品を上演し、新しい境地を切り開いています。

www.kathakbd.com

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