エアテーブルとスマートフェスティバル

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クラウドで使えるリレーショナルデータベース「Airtable(エアテーブル)」を芸術祭の制作に取り入れました。ともすればあちこちに散らばりがちな情報をまとめて、必要なときに必要なところへ届くようにしたいと思います。

特に改善を期待されるのが海外アーティスト情報です。応募、審査、情報公開といったプロセスを省力化して、迅速な意思決定をできるようにしたいと思います。ちなみに海外アーティスト募集ページ(英語)の応募フォームで、エアテーブルを使っています。

ITを用いたフェスティバルの制作過程について、私たちは内々で「スマートフェスティバル」と呼んでいます。これまでGスイート、ドロップボックス、スラックなどを使って、組織内の情報を管理共有してきました。

こうした大量な情報をよりはやく「見せるかたち」にできるか。エアテーブルで挑戦してみたいと思います。

リレーショナルデータベースは技術的な話題ですので、多くの方になじみがないのではと思います。マイクロソフト・オフィス・アクセス、またはファイルメーカーのようなものだと思ってください。在庫管理やCRMなど、すでにリレーショナルデータベースを使っている方は、参考になるかも知れません。

ところで調べてみると、2018年から横浜で「みなとみらいスマートフェスティバル」が行われているそうです。「環境・IoT等の先端技術と音楽・アートをコラボしたイベント」とのこと。今後スマートフェスティバルということばは国内に定着するでしょうか。注目したいと思います。

元町公園で、『世界』に出会う。音楽や舞踊・大道芸、ITのジャンルに加えて環境やSDGsに、これからも力を入れていきます。