出演者紹介〜韓国「處容〈チョヨン〉舞保存会」

この週末から、いよいよ今年の「はこだて国際民俗芸術祭」がスタートします!
ポスターやチラシには間に合いませんでしたが、更に海外からの出演者が来ていただける事になりました!
韓国の伝統的な舞踊を伝え続ける「處容〈チョヨン〉舞保存会」の皆様です。

2000 年に結成。
日本の琴に似た弦楽器・伽耶琴(カヤグム)や、チャング、パクといったパーカッションでの民俗音楽にあわせた韓国舞踊を御覧いただきます。
そのひとつ「處容舞」は、統一新羅時代の憲康王朝の時代の物語です。
東海の龍王の息子であり新羅の官吏になった「處容」が、病気をもたらす鬼神を追い払ったという伝説を基に創られた、仮面をつけての舞踊です。高麗時代までは鬼神を追い払う儀式で舞ったものであり、朝鮮時代世宗朝、宮中舞踊として採択されました。
もうひとつの「太平舞」は、王室の繁栄と国の天下太平を祈願するため、王妃と王が自ら舞うという内容の創作舞踊です。
20世紀初め、優れた芸術家であった韓成俊が舞台公演の作品として完成させたもので、この舞は荘厳ながらも早い足取りが特徴となっており、早くて輕快な足運びで複雑なリズムに合わせて円を描きながら廻す技巧的な足の動作は、太平舞ならではの見所です。
彼らの滞在期間はごく僅かです。
出演は。
8/5(日)18:00からのB(ブンダ)エリア。
同日20:55からのE(ユードラ〜公会堂の入口に設置されるステージです)エリア。
この8/5の2回のステージのみなのです。
ぜひ、お見逃しないよう、足をお運びいただければ幸いです。