イアンと一緒に、バスケのパスを数えた

2/10(水)地域交流まちづくりセンターにおいて、スタッフミーティングが開催されました。
まず芸術監督のソガ直人から、第003回芸術祭に出演を予定している団体の紹介がありました。実際にDVDを見た後、それぞれ意見の交換をしました。次に、オーストラリア・アデレードの「ウォーマデレイド(WOMADelaide)」研修について、参加者からその意気込みを聞きました。ウォーマデレイドのホームページをスライドで見ながら、全員でイメージをつかみました。また、オープニングライブツアーについての予告もありました。現在、チェコからワールドミュージックバンド「デネブ(deneb)」の来日が実現できるよう、準備を進めているという報告がありました。準備はおおむね、順調にすすんでいます。
なお、この日のイアンコーナーは、全員で「バスケットボール」のビデオを鑑賞し、パスを数えるというものでした。なぜ全員で、バスケのパスの数を数えなければならなかったのか。ネタバレするので、興味のある方は続き(read more)をご覧ください。


イアンコーナーで行われたのは、認知に関係する実験です。
結論的にいえば、バスケのパスを数えるのに集中するあまり、パス以外の出来事(例えば、着ぐるみのゴリラが堂々とコートを横切るなど)が見えなくなってしまう、というのものです。
実験の内容は、おおむね次のURLにあるとおりです。
教えて!goo「バスケ?している人たちの間を女性が横切る錯視ビデオを探してます」
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3949297.html
関連する映像が、YouTubeにアップされています。
ちなみに、今回のスタッフミーティングで見た映像は、全く違うものでした。イアンの映像の方が、おもしろくてわかりやすかったです。
Visual illusion- Attention Experiment

イアンいわく、「自分が当たり前だと思って見ていることも、人によっては見えていなかったりする。だから、当たり前だと思っていることも、ことばに出して人に伝えて、芸術祭全体の経験をみなで共有しましょう」。イアンは、芸術祭に関するストーリーを募集しています。