会場の準備をはじめました

芸術祭の会場となる元町公園は、少し先の海からの風を感じながら。
山と、海と、緑と、そして古くからの各国の建築物の趣を感じるという・・・たぶん世界的に見ても稀有な場所ではないかと思っております。
ここに巨大なステージを作り、その他にもステージやテント村を作り、フラッグやグラスアートで飾り付けての特別な場所を作り上げての芸術祭を毎年開催しております。
今年も、その特別な場所を作り上げるための作業が始まりました。
ステージや、テントや、通路や、造形物や。
様々な要素のサイズを割り出し、会場にレイアウトするための実際の測量が始まっております。
もうすぐ。
この場所にステージが作られ、テントやプレハブが設置され、とても多くの場所から多くの人が集まって、楽器や衣装や食材や物や技を持ち寄って、前にも後にも2度とない空間を作り上げるのです。

そして夕方には、ほんとうに一部ではありますが、会場の近隣の皆様にイベントの開催と、大きな音などでご迷惑をおかけする旨のご挨拶・事前謝罪を訪問にてさせていただきました。
応援や、苦言や、ご提案や、様々なお言葉をいただいております。
それはすべて、今回、そしてこれからに活かしていきたいと肝に銘じております。
いただいたお言葉を、すぐにご期待に添える形に実現できなかったとしたら誠に申し訳ありません。
しかしそれは、未熟な我々のこれからの課題として、相反するご意見もすべて真剣に取り組んでいく課題として重く受け止めさせていただきます。
時間はかかるかもしれませんが、ぜひお待ちいただければ幸いです。
今回のご挨拶は、学生から社会人まで、様々な世代のボランティアスタッフと共に実施いたしました。

難しい宿題も多々いただきましたが、全員で取り組みます。
函館の、地域の皆様に支えられてこその芸術祭です。
その事は、もっとも根本にある事としてスタッフ一同、心に刻み込んで活動させていただきます。
ぜひ、末永くよろしくお願いいたします。
この週末からの芸術祭。
できましたら、足を運んでいただき、何かの出会いがあったならば、それが我々にとっての一番の喜びです。
会場にて、お待ちしております。