トルコ「サーカン・カプラン」

TUR-006-Kaplan

サーカン・カプランの代表作「一人相撲」は、彼1人きりのパフォーマンスにもかかわらず、まるで2人が相撲を取り組んでいるように見えます。彼はこれまでギリシャ、ハンガリー、ロシア,アルバニア、香港、マレーシア、モンテネグロ、セルビア、そしてマカオで公演を行っていて、今回の芸術祭の出演は、トルコ文化観光省からの助成を受けています。

芸術祭では、ユードラステージおよびチャラエリアで上演する予定です。彼のダンスレパートリーである「クレズ」は、トルコの伝統文化であるヤールギュレシ(オイルレスリング)にインスパイアされた踊りであり、「キャタル・オルガン」は、結婚式や祝いの席で伝統的に披露されている踊りです。そして「イキ・アスク」は、恋に落ちた少年と少女の恋物語を表現しています。

サーカンは公演のほか、主に北トルコに伝わるフォークダンスを解説するワークショップも行なっています。その伝統的なダンスは、黒海で非常に豊富に見られる銀色の魚、カタクチイワシが身を揺らして泳ぐ様子からインスピレーションを得ています。