東京「松本“Yao”善行」

JPN-006-YAO

打楽器奏者。幼少の頃から和太鼓を叩き始める。1997〜1998年には打楽器の宝庫・西アフリカ(セネガル、ガンビア、マリ、ブルキナファソ、ガーナ)へ単独武者修行の旅にでる。5ヶ国をまわるなかでバラフォン、ジャンベ、ゴメ、ペンペンソワ、カリンバ、サバールなどに出会う。それらでのライヴパフォーマンスを認められ、現地では冠婚葬祭の演奏を許されるまでになった。打楽器奏者としての名“Yao”は、当時セッションを共にした音楽家たちから命名されたものであり、約1年かけたこの旅が、今現在の“Yao”の屋台骨となっている。

帰国後、様々なバンド活動・スタジオワークを経て、現在は日本が宇宙に誇るサイケデリック・ジャムバンド「ダチャンボ」でのドラム&パーカッションをはじめ、民族楽器を中心としたトライバルジャムユニット「アースコンシャス」やその他様々なアーティスト達の活動に参加し、フジロック・サマソニ・ライジングサン、オーストラリアのエクソドス・フェスティバル、ウッドフォード・フォークフェスティバルなど国内外の多様な音楽シーンで活躍。

演奏者としての活動以外にも、楽器そのものの考案、製作、修復などを行う、まさに生粋の打楽器職人である。2009年よりソロ活動を本格的に再開する。創意工夫を凝らした自作バラフォンや、カリンバとバラフォンからのインスピレーションで誕生した独自の創作楽器「アイロフォン」を用いた演奏は『天国の音』と各方面から賞讃を受けるなど、その万物を豊潤な世界へ導く独創的なライブは国宝級と評されている。2012年には今までの活動に加え、「ザ・クラッシュマスタード」と「ザ・コクサ」の2バンドを新たに結成。音楽のジャンルやバンド形態というカテゴライズを超えたプレイスタイルでグルーヴを常に探求し続ける。

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