東京「八木のぶお」

JPN-006-Nobuo_Yagi

1952年東京生まれ。14歳からブルースハープを独学で始め、クロマチック・ハーモニカを崎元譲氏に師事。1970年代後半から1980年代日本のフュージョン界をリードしたカーティス・クリーク・バンドで活躍し、テレビ『北の国から』『探偵物語』等のテーマ演奏も手がける。1990年代前半、国内のライブ活動をはじめ、ニューオリンズ・ヘリテッジ・ジャズ・フェスティバルへの3年連続出演、ドクタージョン、ネビル・ブラザーズとスタジオ・セッションでの共演、3週間に及ぶ東ヨーロッパ・コンサート(外務省後援、国際交流基金主催)など、国際的な活動を展開。また、北野武監督『HANABI』のサウンドトラック(音楽:久石譲)、サイトウキネンフェスティバル武満徹メモリアルコンサートにおける小室等との共演、世界的舞踏家田中泯をはじめとする各国アーティストが集まる『アート・キャンプ白州』でのパフォーマンスなど、ジャンルを超えたその活動は新たなハーモニカファンを開拓し、筑紫哲也のテレビ『ニュース23』のエンディングテーマ(詩:曲武満徹、歌:石川セリ)での演奏はハーモニカの癒しのフレーズとして多くの人々を魅了した。1990年代後半から2000年代、土岐英史、難波弘之、鳴瀬喜博等と堀井勝美プロジェクトへの参加。サザンオールスターズ『くればわかる!』コンサートに嘉門雄三ブルースクインテットwith八木のぶおで参加。名古屋『ジャズ・イズ・マイ・ライフ』コンサートに、井上信平、高橋ゲタ夫、中西俊博らとともに3年連続出演。渡辺貞夫、ヤヒロトモヒロ、井上陽水、小室等等と坂田明ミジンコクラブコンサートに出演。那須が原ハーモニーホールでの小室等、ムッシュかまやつ、森山良子と共演。武満徹記念館(エコール御代田)完成記念コンサートで小室等、荘村清志と共演。武満徹全集(小学館)への参加。横浜ブリッツのオープニングコンサートで、ミッキー吉野、吉田美奈子、ジョー山中、エディー藩等と共演。ゴールデン・カップス『ワン・モア・タイム』完成記念コンサート(横浜赤レンガ館)への出演。石川さゆり青山劇場コンサート。吉田美奈子@STBコンサートへのゲスト出演。コジ・カナ・ツル(小島良喜、金澤英明、鶴谷智生)ブルース・アレイ・ジャパンライブへのゲスト参加。テレビ『夢・音楽館』で矢沢栄吉と共演。大黒摩季NHKホールコンサート『ハピネス』へゲスト出演。NHKテレビ『音楽・夢・クラブ』で小椋桂と共演。岩代音楽館で岩代太郎、渡辺真知子と共演。上々台風25周年コンサートへゲスト出演。『星になった少年』(音楽:坂本龍一)のサウンドトラック参加。フランスのハーモニカ奏者、J.J.ミルトージャパンツアーでの共演。愛知万博地球市民村での演奏。ジョー山中・ウィズ・アミーゴズ(大山大吾郎・田中晴之・山田はるぞう)でライブツアーを展開。エントランス(井上堯之、ミッキー吉野、鳴瀬喜博、ヒダノ修一)、ザ・ロー・ライダース(高橋ゲタ夫、チッコ相馬、羽仁知治、ジョージ平沢)、電気ハープ・マッドネス(KOTEZ、照本史)等ではオリジナルメンバーとしても活躍中である。スタジオ・セッション、レコーディング・サポートは美空ひばり、松任谷由実、松田聖子、尾崎豊、サザン・オールスターズ、宇多田ヒカル、近藤房之助、小室等、憂歌団、中島みゆき、原由子、今井美樹、仲井戸麗市、大貫妙子、上田正樹、井上陽水,小山田圭吾、南佳孝、槇原敬之、松山千春、福山雅治、杏里、玉置浩二、大沢誉志幸、氷室京介、平井堅、鷺巣詩郎、浜田省吾、柳ジョージ、エディー藩、ドリームズ・カム・トゥルー、中島みゆき、ゆず、スピード、渡辺美里、COBA、EPO、角松敏生、大滝栄一、高橋ユキヒロ、佐藤博、永井隆、溝口肇、ジャパハリネット等、数え切れない程であり、日本のミュージック・シーンでの個性的シンガー、演奏家達にとって無くてはならない存在である。発表アルバムは『ミミ・アフリカ』(村上“ポンタ”秀一、高橋ゲタ夫、ペッカー、倉田信雄)、『スピリッツ』(カーティス・クリーク・バンド)、『ドリフティン』(同)、『ラヴ・ソングス』(同)。2001年に『月にうかれて』(古澤良治郎、田中まこと、須川光)をヴィレッジレコードよりリリース。

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